インタビュー【株式会社ノーザンライツ マネージャー 夏木恵理子さん】 

今回お話を伺った方

株式会社ノーザンライツ マネージャー 夏木 恵理子 さん
アルバイトの採用から戦力化をワンストップで支援する「OSR」をメイン事業に、1995年の創業以来20年にわたって採用支援を行ってきたパイオニアである株式会社ノーザンライツ。取締役、八畑仁美さんの深い信頼も得て活躍されているマネージャー、夏木恵理子さんに、ご自身のキャリアライフと女性リーダー(マネージャー、管理職、役員、CEO)の未来についてお話を伺いました。

―事業内容については、同社 八畑仁美さんのインタビュー記事をご覧ください。

 

ー「心がけているのは“笑顔でいる”ということ」ー

 

●Career Story Of Her

 仕事に復帰してから、気持ちにゆとりができました。

2007年にご縁があってノーザンライツに入社しました。

その後、結婚・出産をし、産休・育休を経て今年の4月に復帰しました。

本来であれば1年後に復帰する予定だったのですが、保育園の空きがなくて本当に困りました。

当社はまだ若い会社ですので、産休や育休を取得した女性はまだ6名程度になりますが、そのスタッフ全員が復帰しています。

そして、産休・育休中の私の代わりに新しく入社してくれたアルバイトスタッフも、

そのまま活躍してくれています。

「スタッフが増えたら、その分しっかり業績を上げよう」という気持ちで、みんなで頑張っています。

子育てしながらのマネージャー業は大変ですが、みんなに協力してもらっているからこそ、成り立っていると思います。

例えば、終業時間の18時になったらすぐに帰らせてもらったり、子どもが急に熱を出した時には、お休みをもらったり早退することもあります。

-ご家族の協力は?

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夫は仕事の復帰には賛成してくれました。

自営業なので、私が間に合わない時には保育園のお迎えに行ってくれたり、子どもが体調を崩した時には病院に連れて行くなど、いろいろサポートしてくれています。

 

私は仕事に復帰してから、時間はないけれど気持ちに余裕ができたなと感じています。

家にいた頃より視野も広くなり、子どものことなど、夫婦で更にいろんな会話ができるようになったと思います。

-社内制度にはどんなものがありますか?

子育ての期間は、長い目で見ればほんの数年かもしれません。

しかし、数年間とはいえ、子育てと仕事を両立していくことは簡単なことではないと思います。

「子どもを産んでからも女性が安心して働くことができ、キャリアを積んで長く活躍していけるように・・・」そんな思いから誕生したのが、当社の「ママ給」という制度なんです。

通常、終業時間は18時までとなっていますが、「ママ給」では一人一人の家庭のサイクルに合わせて、時短勤務ができるようになっています。

その他の制度については、今、考えているところですが、産休・育休中の方が仕事復帰しやすいようなフォロースタイルを取り入れたいと思っています。

私が育休中、上司である八畑仁美さんから連絡をいただき、会社や仕事の状況を教えて頂いたことがありました。

そのことが、かえって良かったと思っているんです。

復帰の際に現状とのギャップがなくなって、安心して戻って来られたんですよね。

ですから、産休中、育休中の方へ発信できる何か…例えば、復帰するにあたっての説明会とか。

復帰する前段階にできるサポート制度を作りたいと思っています。

その他、社員へのステップアップ制度としては、「振り返りシート」というものを活用しています。

当社では、3ヶ月毎に自分の目標とチームの目標を決め、目標達成に向けてのアクションプランを立てていきます。

掲げた目標をみんなが達成できるよう、1ヶ月ごとに面談を実施。時には部署全員での面談を行い、みんなでそれぞれの業務を把握して、協力しあいながら目標達成に向けて行動していきます。

会社の雰囲気はとても良く、仕事で癒されることはたくさんあります。

もちろんダメなことはダメとハッキリ言われることもありますが、仕事で結果を残したら、ちゃんと見ていてくれて言葉に表してくれるのが嬉しいです。

ほめてもらうことも嬉しいけれど、気持ちを楽にしてくれる言葉を言ってくれるのがありがたいですね。

「大変なのは今だけだから」という、その一言に救われるんです。

上司の八畑仁美さんはそれを言い続けてくれるので、気持ちが軽くなります。

仁美さんは上司としても、人生の先輩としてとても尊敬できる方です。

 

成功も失敗もたくさん経験して、人としての幅を広げることも大事なんだと思います。 

-日本の女性リーダー育成に必要な環境は?

まず第一に保育所の整備ですね。

少子化により子どもの人数は少なくなっていますが、それでも保育所も学童保育も全然足りていないというのが現状。

自分や主人の両親に預かってもらうという方法も、遠距離に住んでいたり、両親ともまだ在職中であったりすると難しいのではないでしょうか。

「仕事に復帰したくてもできない」

そう感じている女性はまだまだたくさんいると思います。

子育ての環境をしっかり整えることができれば、女性も安心してもっと働けるんじゃないかと考えています。

-日本の女性リーダーに必要なスキルとは?

人の立場になって考えること、聞く力、観察力ですね。

さらには、人の良い所や悪い所を見抜ける力を養うことでしょうか。

人に興味を持つということですね。

あと、人間力を磨くことを意識しながらいろんな経験を積んでいくことが大切なんだと思います。

これまで私は「失敗すること」が嫌いで、慎重に行動するタイプでした。

けれども今では、成功も失敗もたくさん経験して、人としての幅を広げることも大事なんだと思います。

 

夏木恵理子さんのライフスタイル

毎朝出かけるまでにしていること

6時頃:起床。

朝食用意。出勤の準備。息子を起こし、着替えさせて一緒に朝食。

洗い物を済ませた後、息子を保育園へ送迎。その後出社。

「子どもと離れている時間があるからこそ、一緒にいられる短い時間を大切にしたいと思っています」

出社後、していること

朝礼後、部署のミーティング。仕事の量や進行状況を確認。

連絡事項の共有、各スタッフの業務量の確認。

退社前に必ずすること

翌日するべき仕事のリストアップと準備。

「何をするか決めていても、その日になればお客様ありきで動くので、なかなかその通りにはいかないもの。

予定が変更になったら、その都度、業務の優先順位を付けて仕事を進めていきます」

帰宅後の習慣

18時:退社。子どもを保育園にお迎え。家族で一緒に夕食。

夕食後、子どもが寝るまでの間にお風呂に入れたり、洗濯を済ませる。

子どもを寝かしつけた後は、翌日の保育園の準備や連絡帳のチェック。

「子どもが生まれてから毎日日記を付けるようにしています。

その中には子どもの食べたものや体温なども書き留めています。

主人は自営業で比較的時間を作ることが可能なので、ご飯を作ってくれたり、夕食後に子どもと遊んでくれたり、手伝ってくれることもありますね」

モットーは?

心がけているのは「笑顔でいる」ということですね。

それは仕事でも家庭でも言えることで、笑顔でいると「うまくいくな」と思いますね。

イヤな顔をしてると周りには伝わってしまいます。

主人にも「鏡だよ」と言われたことがあるのですが、本当にその通りだと思います。

 

■企業情報

名称/株式会社ノーザンライツ

代表取締役/八畑政良

設立/1995年6月1日

URL http://www.n-lights.com

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