- 2015-8-18
- 独自取材
「女性と経済」
女性は経済にどうインパクトを与えるのか
GLOBAL SUMMIT OF WOMEN
女性版ダボス会議報告会 レポート1
日時2015年8月11日(火)18:30~21:30
グランフロント大阪北館 ナレッジサロン
現在、さまざまな会社で、ダイバーシティ経営の中で同女性を位置づけるのかが議論されているのではないでしょうか?
その動きの中で、2015年8月11日(火)18:30~ 大阪の梅田でGSWサンパウロ報告会が行われました。これは、2017年に日本招致に向けた動きであると聞いて参加してきました。
GSW(グローバル・サミット・ウーマン)は、20年以上の開催歴史を持ち、企業のTOPクラスからいっかいの起業家まで誰でも参加できる女性版のダボス会議と言われています。
日本ではまだあまり認知度がありませんが、世界では各国で招致が行われながら1990年から行われています。
ここ数年の特徴は、若い女性を育てることに力をいれるためユースフォーラムも行われており、女性起業家による物品販売(WEXPO)が実際のビジネスに結びついていくことも特徴です。
また、毎回の特別スピーカーには、国王夫人、CEOなどリーダーがパネリストとして参加しレベルの高い話し合いがなされる3日間でいろんな人と知り合えてネットワークが広がるといいます。
今年の2015年5月のサンパウロ大会では、6カ国語の通訳で62カ国、約1000人、日本からは9名(うち男性1名)が参加。夫婦、親子2代、若い人のスピーカーも多かったと言います
今大会では、WLB、メンタリングのテーマが減少し、女性役員登用がテーマが増え、マッキンゼーやBC(ボストンコンサルティング)などがデーターを発表。
さらに、発表を行ったある企業では、女性の従業員比率が18%、課長職では25%、ボードメンバーは45%という比率。
GSWでは、毎回 “日本女性は大変ね”という目で見られているが、今後の見る目は少しずつ変わっていくかもしれません。
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この報告会でまずは、主催の(株)クオリア荒金雅子さんがブラジル大会に参加されたときの様子を紹介をされ、約50名の参加者(男性数名)は臨場感を持って受け止めました。
女性の活躍は、女性を優遇するものでマイノリティの優遇ではなく、会社が伸びていくために必要なもの。今、女性の活躍推進がブームだからやる、国が政策としてやるからやるだけではなく、女性が働きやすい職場はすべての社員が働きやすい職場にもなるはずです。
それが本当の女性活用ではないでしょうか。
>報告2に続く